商工会より「コロナやその他重篤な病気の際にどのような対応をすべきか?」を大使館に伺ったところ、
改めて3月16日に設置された保険相談窓口の活用を推奨いただきました。以下参照ください。

令和2年3月26日
在インド日本国大使館

(答)

1 医療機関における対応状況は,インド政府による各種対応の発表や通達,その他風評等により,日々変化があると承知しています。

2 例えば,インド政府(保健省)は,3月18日付でインド国内の医療機関に対し,新型コロナウイルスに関する診療方針を通知し,

  • 全ての医療機関で,隔離施設を設けるよう準備すること,
  • 全ての医療機関で,追加的なマスクやPPE(防護服),人工呼吸器や酸素マスクを調達し,使用に際しての訓練を行うこと,
  • 新型コロナウイルスの疑いのある患者を病院から追い出さないこと,
  • 外来での定例受診を患者は控えるべきこと,

などを示しています。

3 しかし,医療機関の現場でこの方針がどこまで浸透しているか,人的リソースや金銭的課題のために方針に今後対応できるか,といった点では,課題が大きいという報道もあります。

4 したがって,仮に,新型コロナウイルスが疑われる症状が出た場合には,その時々の医療機関の状況を踏まえながら,加えて,個々人の状態や置かれた環境に留意し,ご対応いただくことが重要です。

5 大使館では,保健相談窓口(jpemb-hokensoudan@nd.mofa.go.jp)を3月16日に設置し,

  • デリー等の大使館管轄エリアを中心に,ムンバイ総領事館やベンガルール総領事館の管轄エリアにも対象を拡げて相談に応じてきたところ,
  • 今後は,チェンナイ総領事館やコルカタ総領事館の管轄エリアも含めていきたいと考えています。

6 ご不安に思われる場合には,こうした保健相談窓口もご活用いただきながら,ご対応いただければと思います。

また,一方,症状のない中での相談ケースについては,真に必要なケースへの対応に支障をきたすことが懸念されるため,ご配慮いただけますようご協力願います。

以上