◇10月27日実施済「原産地証明に係る新ルール(CAROTAR2020)の概要と運用の実態」見逃し配信のご案内 (JETROニューデリー事務所)
インドでは9月21日より、FTAの特恵関税を適用しようとする輸入者に対して原産性を証明する情報の保持を義務付ける新ルールCAROTAR2020の運用が始まりました。
原産性を証明する情報とはあくまでも原産性を割り出すプロセスや要素のことだとインド側は発表していますが、原価額や利益率など、輸出者側が輸入者に対して開示することのできない機微な情報が求められるのではという疑念も日系企業の間で広がっており、10月以降税関で原産地情報を求められ通関が止まったとの相談も相次いでいます。
こうした状況を受けて、在インド日本国大使館とジェトロ、インド日本商工会は共催で、本ルールの概要やインド財務省中央物品関税局の見解を伝えるセミナーを開催しました。本セミナーには800名近いお申込みを頂き、またご要望も多かったため見逃し配信を以下のとおり実施します。
■期間:2020年11月30日(月)まで(予定)
■視聴にかかる費用:無料
■言語:日本語
■形式:Youtube
■申し込み:以下リンクよりお申し込みください。
https://www.jetro.go.jp/form5/pub/ind/1027carotar
※必要事項を入力後、視聴リンクが自動送信されます。
■プログラム:
開会あいさつ ジェトロニューデリー 所長 村橋靖之
講演:「原産地証明に係る新ルール(CAROTAR2020)の概要と運用の実態」
在インド日本国大使館 二等書記官 越川雄一様(税務アタッシェ)
■参考:本新ルールについては以下リンクもご参照ください。セミナーの内容は10月8日付の手引書に基づいているため、手引書をご一読いただいたのちに視聴されることをおすすめします。
◇インド政府、9月21日から原産地証明に係る新ルール開始(9月15日付ジェトロビジネス短信)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/09/2a24676451a6af0e.html
◇CAROTAR2020に関する手引書(インド財務省・10月8日)
https://www.cbic.gov.in/resources//htdocs-cbec/customs/CarotarBrochure_8thOct2020.pdf
※手引書の日本語仮訳は上記9月15日付ジェトロ記事内左上「添付資料」からご覧いただけます。